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トヨタが数学の入試問題を作ったら・・・

—— 高校数学って将来役に立たないよね

 

残念なことに、多くの日本の高校生がこのように感じていると思います。確かに、ベクトルや数列、微積分を将来活用しているイメージは全くつかないですよね。

 

そんな現状を打破するために、センター試験が共通テストが変わりました!
これで数学と日常を結びつける問題が増えると期待されましたが、実際に出題されたのは・・・

 

(引用:2023年度大学入試共通テスト)

 

いや、誰がバスケしてるときに二次関数なんか考えんねん!

バスケぐらい楽しみながらやらせてくれ〜
おいおい、高校数学こんなもんか?

 

といった具合。これでは「数学は将来役に立つぞ!」と胸を張って説教できないですよね。

 

では海外の数学はどうなんでしょうか?
オンラインイベントに参加したAlbanoさんがすごく面白い事例を教えてくれました。

 

アフリカにあるアンゴラでは、なんと国際的な石油企業の提供する超実用的な問題が豊富に出題されるそうです!

 

日本でイメージすると「トヨタが自社の抱える課題やデータを元にした数学問題を提供する」ようなものでしょうか。想像するだけでワクワクしますし、数学を使って社会で活躍するイメージが簡単に沸きますよね。

 

そんな問題が出題されれば、日本の高校生ももっと数学を好きになれるはずです

 

まだまだ始まったばかりの大学入試共通テスト。
いつの日かこのような本当に実用的な問題が出題されることを願っています。