2026/07/28
世界の学生が、日本の中学入試算数にチャレンジ!
今回のオンラインイベントには、世界中から40名以上の方にご参加いただきました!メインテーマは「数学と社会のつながり」です。
「私たちはなぜ数学を学ぶのか?」「実社会でどう役立つのか?」という問いに対し、参加者から次々とユニークな意見が飛び交いました。ファシリテーターの想像をはるかに超える、参加者の皆さんの素晴らしい視点をまとめました。
「社会のどこに数学があるか?」という問いかけに対し、身の回りの生活に密着した視点が多数寄せられました。
ケーキを作る時、水やベーキングパウダーなどの分量を正確に測るのに数学を使います。
物を売買する時にお金を計算したり、お店の人がお客さんの支払いを計算して請求書を作るのにも役立っています。
病院で病人の体温を測る時や、クリケットなどのスポーツでスコアを計算する時にも数学が活躍しています。
日常の些細な計算だけでなく、社会インフラやテクノロジーの根幹を数学が支えているという、一段深い意見も共有されました。
Instagramなどのソーシャルメディアも数学に依存しています。アルゴリズムは本質的に数学的な指示であり、私たちがどんなコンテンツを見るか、情報がどう広がるかを決定しています。
利益と損失、税金、インフレなどの概念は根本的に数学的です。政府は複雑な数学的モデルを使って人口増加を分析し、資源を配分しています。
外でアーチェリーをしたい時、AIを使って雲の動きや雨の量を調べ、天気を予測して屋内にするか屋外にするか決めることができます。
ピラミッドのような大きな建物の高さを、三角関数などを使って計算できます。
イベントの後半では、「教育におけるAIとスマートフォンの活用」についても熱い議論が交わされました。特に印象的だったのは、Shanaya Goenka sanによる力強いスピーチです。AIの便利さに警鐘を鳴らしつつ、私たちのあるべき姿を語ってくれました。
「AIは何でも簡単に答えを出してくれますが、すべてが簡単になると努力が色褪せ、好奇心が消え、考えることが単なるコピーにすり替わってしまう危険性があります」 「テクノロジーをすべての答えを得るために使う生徒になるのではなく、より良い答えを創り出すためにテクノロジーを使う『考える人(Thinker)』になりましょう。未来は機械に従う者ではなく、機械を導く者のものです」
今回のイベントでは、私たちが日々直面する課題から巨大なシステムに至るまで、数学が社会のあらゆる場所で「生きている」ことが証明されました。次々と飛び出す創造的なアイデアに、終始驚かされっぱなしの素晴らしい時間となりました。
次回のオンラインイベントは5月9日を予定しています。ぜひ次回も多くの方の参加をお待ちしています!